犬の毛は暑さから守る役目もある!サマーカットする際の3つの注意点

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2017-06-30

犬の毛は暑さから守る役目もある!サマーカットする際の3つの注意点

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愛犬が暑い夏を快適に乗り越えられるように、サマーカットを検討している飼い主さんは多いのではないでしょうか。

サマーカットを行うと被毛周りの通気性が上がり、涼しくなる効果があるとされています。さらに見た目的にも涼しい感じがするので、まさに夏にピッタリのカットです。

ただ、だからといってあまりに深く刈り込むのはおすすめしません。被毛が本来持つ機能を奪ってしまい、かえって暑く感じるようになってしまう可能性があるためです。

「暑そう」という感覚で丸刈りするのは危険

犬種によっては、夏場でも分厚い被毛を保っていることもあり、わたしたちから見るといかにも暑そうに見えるかもしれません。しかし、厚い被毛にはしっかりとした意味があるのです。

もちろん、外気温に合わせてある程度深く刈ることは避暑対策として有効だとされています。ただ、丸刈りに近いくらいまで刈り込んでしまうと、逆効果になってしまうリスクがあるのです。

トリマーさんとよく相談してから、どのくらいまでカットするかを決定するようにしましょう。

サマーカットする際の3つの注意点

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深すぎるサマーカットにはどんな弊害があるかをみていきましょう。被毛にはとても大切な役割があることがよくわかるはずです。

深すぎるサマーカットは体感温度を上げてしまう

これは不思議に感じるかもしれませんね。わたしたちからすると、「厚い被毛=コート」のようなイメージがあるでしょうから、暑さから身を守っていると聞くと意外に思えるでしょう。

被毛は、その中に空気のバリアのようなものを形成していると考えられています。このバリアによって、熱気が直接肌に触れることを防ぐことができ、暑い夏でも体温が上がりすぎないようになっているのです。

被毛を短くしすぎると、このバリアがなくなってしまい、体温調節が上手くできなくなってしまう可能性があります。すると異常に体温が上がってしまい、かえって熱中症や日射病のリスクが上昇してしまうのですね。

サマーカットをするうえでも、ある程度の長さはキープする必要があるといわれるのは、主にこの理由からです。

丸刈りすると紫外線を浴びやすくなる

被毛がなくなると、直射日光が直接肌に当たるようになります。わたしたち人間からするとこれは当たり前のことですが、犬にとってはそうではありません。

犬の肌は非常にデリケートです。わたしたちには日焼けで済む程度の刺激でも、犬にとっては強すぎる刺激になっているかもしれません。

場合によっては皮膚トラブルにまで発展してしまうでしょう。犬の被毛は、デリケートな肌を守るという大切な役割を果たしているのです。

丸刈りすると虫刺されの危険が増す

毛が短くなると蚊やハエが肌にアクセスしやすくなり、虫刺されのリスクが上昇します。単なる虫さされで済めばまだいいですが、地域によってはフィラリアといった重大な病気に感染してしまう可能性があるのです。

感染症は予防接種によってほぼ100%防げますが、それでも無駄なリスクを愛犬に負わせるのはおすすめできません。また、ノミやダニによる皮膚トラブルも起こりやすくなるので、やはり短すぎるカットは健康被害につながりうるといえるでしょう。

犬の被毛の役目を理解したうえで、最適なカットをしてあげよう

ここまでサマーカットの弊害をお伝えしてきましたが、なにも悪いことばかりではありません。無駄な毛をカットすることで通気性が上がるのは確かですし、清潔を維持しやすくなることで感染症のリスクを下げることもできます。

大切なことは、サマーカットをするにしても適切な長さを保つことです。どの程度が適切なのかは犬種によっても異なりますから、必ずトリマーさんと相談してからカットを行うようにしましょう。

バリカンを使って自分で刈る、なんてことは絶対にしないようにしてくださいね。

おわりに

普段は長毛のワンちゃんを短毛にしてあげると、そのギャップからとてもかわいらしく思えますが、だからといって犬の都合を無視したカットはおすすめできません。

あくまで機能性を第一に考えて、そのうえでサマーカットを楽しんでくださいね。

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