読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

しっぽを追いかけるのは要注意!見逃してはいけない犬のストレスサイン7つ

コラム

f:id:urj:20161219174322j:plain

犬とコミュニケーションを取る際に一番困ることはなんでしょうか?それはやはり会話ができないことですよね。当たり前ですが、犬は人の言葉を話せませんし、わたしたちの言葉を理解することもできません。ですから、愛犬が今どんな気持ちであるかはしぐさなどから判断することになります。

愛犬が普段なにげなくおこなっているしぐさでも、実は大切なことを伝えようとしている、またはある感情を表している場合があります。その中でも飼い主がとくに見逃してはいけないのが体調不良を訴えるサインです。今回は数あるしぐさの中から、犬がストレスを感じているときによくおこなうしぐさについてみていきます。

犬はサインを送っている

犬は喋れない代わりにさまざまなサインを送っています。しっぽを大きく振って喜びを表しているのもサインの一つです。また、飼い主とスキンシップを取ることで飼い主への忠誠や愛情を示したりもします。

しかし、犬が送るサインはポジティブなものだけではありません。中には体調不良であることや、強いストレスを感じていることを示すネガティブなサインもあります。そのため、飼い主はこれらのSOSに早めに気づいてあげて、適切な対処をしてあげる必要があるのです。

ただし、ストレス以外にもさまざまな理由からそれらの行動をしていることがあります。あくまで判断基準の一つとして考え、安易にストレスを感じていると判断しないようにしましょう。

犬の主なストレスサイン7つ

f:id:urj:20161219174326j:plain

では、犬のストレスサインになりうる主な行動を見ていきましょう。

しっぽを追いかける

子犬はよく自身のしっぽをおもちゃ代わりにして遊びますが、成犬がこの行動をする場合は要注意で、ストレスサインの一種である可能性があります。

考えられる原因は退屈や運動不足などです。犬は社会性のある動物ですから、ひとりぼっちを嫌がります。散歩の回数やかまってあげる時間を増やして、愛犬が寂しがらないようにしましょう。

足先を舐め続ける

犬は親愛の表現方法やスキンシップの一環として他者を舐めることがありますが、実は自身を舐めることはあまりありません。猫のように日常的にグルーミングをおこなう習性がないからです。

なので、かなりの頻度で自身の体を舐めている場合、なにかしらの異常があるかもしれません。強いストレスを感じている、その部位に痛みや痒みがある、などです。

ストレスによる下痢

人間と同じように、犬も強いストレスを感じると体調に異変が起きることがあります。下痢はその中の一つです。

ただ、下痢の原因は非常に多岐にわたります。食べ物が原因であったり、病気が原因であったりと下痢を引き起こす要因はたくさんあるので、愛犬が下痢をしたからストレスを感じているに違いない!と簡単に決めつけないようにしましょう。

同じところをくるくる回る

どこかほほえましいこの行動ですが、実は大きな病気のサインである可能性があります。脳の中の小脳という部位に異常がおこると、このような行動をする場合があるのです。また、ストレスサインの一種でもあります。長期間にわたってこの行動を示す場合、獣医師に一度診てもらうようにしましょう。

体を震わせる

動物は寒い場所に行くと、体の筋肉から熱を発生させるためにぷるぷると震えることがあります。しかし、寒くないのに体を震わせている場合は、ストレスや緊張を感じている可能性があります。人見知りの犬などは知らない人や犬が近くにくるとこの行動を示すことがあります。

ストレスや緊張によるあくび

犬があくびをするのにはさまざまな理由があります。人と同じように眠いときにする場合もありますが、過度の緊張やストレスを感じている際にもあくびをします。とはいえ、あくびだけでストレスを感じていると判断するのは難しいので、他の行動と合わせて判断しましょう。

無駄吠えする

犬の無駄吠えは欲求が満たされていない場合におこります。かまってくれなくて寂しい、散歩に連れていってくれないので退屈など、ストレスを感じているときにとくに無駄吠えをしやすいようです。

ストレスの原因を取り除いてあげよう

犬がストレスサインを示していると気づいたら、その原因を取り除いてあげることが大切です。運動不足なら散歩の回数を増やしてあげたり、寂しそうにしているならスキンシップの頻度を増やしてあげたり、工夫してあげましょう。

また、犬は環境の変化に敏感な動物です。引っ越しなどで家の中の環境が変わったなどの物理的な要因、飼い主家族の不仲からくる精神的な要因でストレスを感じることがあります。ほかにも、新しい家族や犬を迎えた場合も強いストレスを感じやすいです。

ストレスはさまざまな病気の原因にもなりますから、日頃から愛犬の様子には気を配ってあげましょう。

この記事を書いた人

明石照秋

獣医師免許を所持しています。普段はギターを弾いたり、ひたすら寝たりして過ごすインドア派です。せっかくのフリーランスなので趣味や行動範囲を広げたいと考えています。その経験をお仕事にも活かせられればなーって思ったりも。個人ブログ「獣医師ライター、明石のブログ」を運営中。実体験をもとにのんびり更新しています。

お仕事のご依頼はこちらまで→teruaki.piano@gmail.com

Copyright (C)わんにゃんマガジン powered by アズスマイル All Rights Reserved.