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お風呂は楽しいと教えてあげよう!犬のシャンプー嫌いを克服するための7個のステップ

コラム

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犬の定期的なシャンプーは実はとても大切です。臭い防止や毛についた汚れを落とすことを目的とした衛生面はもちろん、皮膚病の予防やダニ、ノミなどの駆除にもつながります。

ただ、犬はお風呂嫌い、シャンプー嫌いの子が多いので、シャワーをするのは毎回大仕事だと感じている人も多いでしょう。本来、犬にはシャワーをする習慣がないため、水への恐怖心からシャワーを嫌がる傾向にあります。

シャワー、シャンプー嫌いを解決するにはそれらが楽しいものであると学習させてあげることが重要です。では、どうすればお風呂タイムを楽しいものと考えてくれるのでしょうか?以下で具体的な方法をみていきましょう。

シャンプーを嫌がるのには原因がある

シャワー嫌いには水が怖いという理由の他にも、シャワーの音が怖い、見慣れない密室空間が怖いなどの理由が考えられます。また、以前のシャンプー時に目や鼻にシャンプー液が入ってしまったことがトラウマになり、シャンプーが嫌いになってしまった、というケースもあるでしょう。

シャワー嫌いをなおすにはこれらの原因や問題を取り除いてあげる必要があります。

シャンプー嫌いを克服する7個のステップ

お風呂場以外の場所で水に慣れさせる

犬は水嫌いの子が多いので、まずは水に対する恐怖心を取り除くことから始めましょう。できればお風呂場以外の場所が好ましく、明るく広々とした庭や公園ならベストです。

最初は少量の水やぬるま湯を身体にかけてあげ、少しずつ量を増やしていきます。強く嫌がるようならすぐにやめましょう。また、パニック状態になって走り回らないよう、リードをしっかり握っておいてください。

お風呂の場所を教える

次にお風呂場への抵抗感をなくしてあげます。まだ水やお湯を出さなくてよいので、お風呂場という特殊な密室空間に慣れさせていきます。大切なのは、常に付き添うことです。飼い主と一緒にいることで安心感が高まり、徐々に落ち着いていくでしょう。

お風呂は楽しい場所だと教える

お風呂場は嫌な場所だと思い込んでいるとシャワーは失敗しやすくなります。おやつやおもちゃで愛犬の気をひき、お風呂場は楽しい、嬉しい場所であると学習させましょう。

弱めにシャワーを出して怖くないことを教える

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シャワーの音が苦手な子もいるので、最初は弱めにシャワーを出して音に慣れさせていくようにしましょう。また、犬の身体にシャワーヘッドが密着するようにしてシャワーを出すと、大きな音が出にくいのでオススメの方法です。

足だけ洗うことから始める

お腹や背中にシャワーを当てることを嫌がる場合、まずは体幹から一番遠い足を洗うといいでしょう。シャワーを壁に当て、床をつたう水で慣れさせていくのもよい方法です。

タオルにお湯を含ませて洗う

直接シャワーを当てる前に、タオルを緩衝材にしてお腹や背中を洗ってあげるのも効果的です。シャワーの勢いを弱めることができるうえに音を弱める効果もあるため、多少強めにシャワーを出しても大丈夫です。

徐々に洗う範囲を広げていく

足に慣れてきたらお尻、次に背中、お腹と徐々に洗う範囲を広げていくようにしましょう。ただ、顔には直接シャワーを当てないようにします。耳の中に水が入ってしまったり、目や鼻に水が入ったりしてトラウマになってしまうことがあるためです。顔は濡れタオルなどで優しく拭いてあげるようにしましょう。

慌てずに徐々に慣れさせることが大事

ここまで7つのステップでシャワーに慣れさせる方法を解説しましたが、これらを1日でおこなう必要はありません。数日間に分け、ゆっくりステップアップしていけばいいのです。焦ってどんどん進めようとすると、お風呂嫌いが悪化してしまうかもしれません。

愛犬が十分にお風呂場や水に慣れるまで、気長に付き合ってあげることが大切です。

おわりに

シャワーの適切な頻度は犬種や飼っている環境によって大きく左右されますが、全くシャワー、シャンプーをしないというのはよくありません。衛生面の問題もありますし、臭いも気になってくるでしょう。

また、皮膚病で治療のためにシャンプーが必要になったときのことを考えて、あらかじめシャワーに慣れさせておくことはとても大切です。最初は飼い主も慣れていないため大変だとは思いますが、愛犬と一緒にトレーニングしていきましょう。

この記事を書いた人

明石照秋

獣医師免許を所持しています。普段はギターを弾いたり、ひたすら寝たりして過ごすインドア派です。せっかくのフリーランスなので趣味や行動範囲を広げたいと考えています。その経験をお仕事にも活かせられればなーって思ったりも。個人ブログ「獣医師ライター、明石のブログ」を運営中。実体験をもとにのんびり更新しています。

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