犬が口呼吸でハアハアする(パンティング)4つの理由、病気のサインの可能性も

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2017-03-30

犬が口呼吸でハアハアする(パンティング)4つの理由、病気のサインの可能性も


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ハァハァと口で激しく呼吸するのは犬の特徴のひとつです。これは「パンティング」と呼ばれ、散歩のときや興奮しているときによく見られる行動なので、見たことがないという飼い主はまずいないでしょう。

息苦しいのではないか、もしくはなにか病気にかかったんじゃないかと不安になるかもしれませんが、基本的に心配はありません。とはいえ、もちろん無意味に行っているわけではなく、パンティングにはとても重要な意味があります。

パンティングとは

パンティングはほぼ全ての犬に見られる行動で、さらに生きていくうえで必要不可欠な行動です。パンティングは体の中の熱を逃がしたり、緊張を和らげる重要な役割があります。

人では行わない行動なので、愛犬が激しくパンティングをしているとおかしく見えたり心配になったりするかもしれませんが、生理的な行動なので問題はありません。

ただ、あまりに激しすぎるパンティングや、パンティングをするタイミングがおかしい場合は重大な病気のサインである可能性があります。これについては記事の後半で解説します。

まずはパンティングにどんな効果があるのかを見ていきましょう。

犬がパンティングする4つの理由

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体温調節

人は汗をかくことで全身から体内の余計な熱を逃がすことができます。水は蒸発するときに周囲の熱を奪う性質があるので、その仕組みを利用してわたしたちは体温調節を行っているのです。

対して、犬や猫は汗による体温調節ができません。人と犬では汗を分泌する器官である「汗腺」の性質、分布が異なるためです。

しかし、体内の熱を逃がさないとどんどん余計な熱が溜まってしまい、正常な活動ができなくなってしまいます。そこで、汗による放熱の代わりに呼吸によって体温を下げているのです。

息が通る際に口や鼻の中の水分が蒸発します。これは汗が蒸発するのと同じ効果があり、この仕組みを利用した体温調節です。

興奮している

興奮すると心拍数が上がります。また、交感神経と呼ばれる神経が刺激されて、呼吸数も上昇します。

これにより、激しいパンティングを行うことがあります。

運動で息があがっている

これは人でも同じですね。より多くの酸素を体内に取り込むため、激しく口呼吸を行います。

ストレスを感じている

犬はストレスを感じると、いつも行っている行動をとって緊張を和らげようとします。スポーツ選手やアスリート選手が本番前に同じルーティンワークを行うのと同じ理由と考えればイメージしやすいでしょうか。

よく知らない場所に連れてこられたときや、飼い主に怒られているときに犬は大きなストレスを感じます。そんなときに身を守るための行動の一つとして、パンティングを行うことが多いです。

異常なパンティングは病気のサインの可能性も

正常なパンティングであればなにも心配することはありません。犬の生理的な行動ですから、逆に全く行わないほうが不自然で危険です。

しかし、場合によっては、パンティングは病気のサインになりうることがあります。とくに、いつもよりパンティングが激しい、パンティングを行う機会が異常に多い、途中で咳き込むといった症状が見られる場合は注意してください。

他にも、家の中で安静にしているのにつねにパンティングをしているのは呼吸困難のサインかもしれません。パンティングは息を吸い、吐き出す行動ですから、この行動に異常が見られるということは呼吸器系になんらかの問題がある可能性があります。

また、心臓に異常があった場合もパンティングが激しくなることが多いです。犬の心臓病はとにかく早期発見、早期治療が大切ですから、おかしいな?と感じたらすみやかに動物病院で診察を受けましょう。

おわりに

飼い主として愛犬の行動の意味を考えることはとても大切です。それは愛犬からの重要なメッセージだったり、もしかしたら体調不良を訴えていることがあります。

犬は人のようにしゃべることはできませんから、代わりに他の手段で飼い主に情報を伝えるしかありません。飼い主はそれを上手く汲み取ってあげて、愛犬が安心・満足するように行動してあげることが必要です。

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